永遠のともだち Feat.小野修
実は浜田省吾とデジハリは縁が深くて、今回CGクラス卒業生の小野修さんという人が、「永遠のともだち」という曲のPVを作った。
俺自身は浜田省吾になんの思い入れもないのだけど(あるのは昔好きだった子にパンクのMixテープ"通称勝負テープ"をあげたら、浜田省吾が好きと言われ撃沈したことくらいだ。怒りの拳はフォークギターに負けるんだぜ)
まぁそれはともかく卒業生の活躍を知るのは嬉しい。いや先輩に対して生意気な口聞いてすいませんすいません。
小野修さんという人はここでインタビューが読める。
逆にデジハリでは技術は教えてくれますが、作品を作るのに必要な個人の意識を高めるような授業はありません。それが、学校で教えることなのか、個人が自覚を持つべきことかはわかりませんが、技術+表現方法も教えれてくれればいいのに、と思うこともありました。
これは2002年のインタビューだけども、耳に痛いね。現在はコースが拡充されまくってて、映像の撮影論やらディレクター講座やらラインナップが充実されてきているので改善していると思うけど。
クリエイティブにはツールを知ることと表現を知ることの2つがあって、教育において、その表現を知ることは誰が責任を持つのか?学校出たのに使えないヤツとかいう言葉を聞くことも多いけど、勉強しろ、と言われてホントに実行するヤツは少ない。
自分を振り返ってみると、大学を4年で卒業できたのが奇跡で、入社してから上司に「12年間働いて、色んな後輩を見てきたが、お前ほど使えないヤツは初めてだ」と言われた自分にとっては、学生に向って「勉強しろ」なんて言えない。
夢を抱くのはタダだし自由だ。けど学校としては、その夢を実現させてあげるために、学校の勉強だけじゃダメなんだ、という点を伝えないといけないと思う。自分が知りうる限り、デザイナーでもディレクターでもプロデューサーでも、優秀な人は自ら知恵を求める。勉強熱心だ。まわりにそういう人たちがいたから自分も勉強するようになった。
今の若い子は打たれ弱いかもしれない、根性がないかもしれない。でも夢や素質はたくさん持ってる。それらを伸ばすのに必要なのはなにか、気づかせてあげるにはどうしたらいいのだろう。のびしろは自発的な学習でしか満たせない。
この業界には、自社でその人を伸ばしてあげよう、という会社が少ないと思う。新人を雇って「電話の応対が悪い」?「ビジネスマナーくらい学校で習ってきてねーのかよ」?ふざけろ。ビジネスマナーを先に見につけていようがいまいが同じ給料ならば、自分で学ぶわけがない。その会社が教えないように他の会社でも教えるわけがない。責任転嫁だ。
会社で行う教育というものがある。少なくとも俺は会社の新入社員研修でビジネスマナーから一太郎の使い方から初めて習った。名刺の渡し方、エレベーターの乗り方、タクシーの座り方なども。
この業界の会社にそうした期待が出来ないのなら、自分で努力して賢くなっていくしかないのだ。そして人材を輩出する学校として、こちらが教えなければいけない範囲をきちんと定義しフォローして、初めて企業側にも進言できると思う。
DHを卒業して、終電ギリギリまで働いて、外部に何も興味がもてなくなる前に、しなければいけない習慣を教えてあげたい。「忙しすぎて出来ない」では一流にはなれない。小野さんだって自分自身でこのステータスを掴んだ。ネクサスアドバンスセミナーがそういうことを気づかせ、また知恵を得るための場所になってくれればいいのだけど。
学校出りゃWebデザイナーにはなれる。世の中にいっぱい会社はある。それで夢を終わらすな、立ち止まるな、と思う。そこから自分の夢が始まるんだろう、そこから走り出すんだろう、と。
自分が走りたい時に走ればいい。早いヤツはずっと前から全速力で走ってる。後になればなるほど先頭グループに追いつくのは大変。そういうこと。
業界がキライになる前に、こうした状況での仕事を選んだのだ、ということを知って、全速力で走ってほしい。
それを学生が自覚する術を考えることが今の自分の課題。