アマチュアメディアの限界
じだらくさんのブログにこんな記事があったので。
googleがmixi買収?
元ソースはここ
Microsoft-Yahoo deal would be a blow to Google in Asia
以下じだらくさんの記事の引用
Analysts believe Japanese social networking site Mixi Inc (2121.T: Quote, Profile, Research) and online marketing firms, could also be in Google's sights.
googleが買うのはテクノロジーだけかと思っていたのだけれど、
会員数も直接的に影響を及ぼすようになってきた、ってことかしら。
ってか、本当にそうなったらビビル。*ちなみにgoogleの発表ではなく、アナリストの予想ってニュアンスっぽいですね。
たしかにブログは個人の自由なメディアかもしれない。好きなように書けばいい。俺も人のことどうこう言えるような文章作成スキルはない。それを承知の上で、センセーショナルな書き方とか誤解を生みだしかねない書き方について、もうちょっと意識した方がいいんじゃないか。下に「ちなみに~ニュアンスっぽいですね。」とあるのだけど、「ぽいですね」じゃない。読めばわかる。
このロイター記事のニュアンスだと「アナリストが予想している未来図としてMixi買収案がある」だけで、ビックニュースでもなんでもない。でも、じだらくさんの2次加工によって記事になった時点でこの予想の意味が変質してしまってると思う。なんだろ、「ビックニュース」とつけてしまったことかな。「ニュース」という言葉には「事実の報道」というコンテキストがついてると感じている。「アナリストの予想を伝えているだけ」という主張もあるだろうけど、「ニュース」という言葉を使うならもっと慎重な書き方があると思う。
まぁじだらくさんだけに言いたいわけではなくて、ブログを書く人は全て気をつけるべきこと。
これがきっかけというわけではなく、前からいろんな記事を見て思っていたことなのだけどやっぱりブログはメディアとしてはまだまだだなと思う。
” ブログは個人メディアです ”
という説明があった時に、皆が注目し強調するのは「個人」と「個人の情報発信」という点であって「メディア」という部分に対しては、都合のいい部分しか見ていないと思う。「多くの人に発信しているからメディアだよね」「他人に対する影響力を持っているからメディアだよね」「宣伝も行えるからメディアだよね」「本当の声を伝えるからメディアだよね」という感じ。
でもオールドスクールメディアが社会の中で活動を行うにあたって持っていた「事実を調べる」「正しいことを伝える」「正しく伝わるように工夫する」という「メディアとしてのプライド」においては、ないがしろにされているように思う。規約を持っていないメディアなんてない。コピーに気を使わないでいられるメディアもない。そこはメディアを名乗る者が捨ててはいけない必要条件。
今の状況で「ブログすげー」「ブロガーwktk」「ブログがこれからのメディアですから」みたいな振る舞いが横行するならメディアと名乗るのをやめるべき。残念だけど現時点ではこれがアマチュアメディアの限界なんだと思う。
「悪は善人の顔をしてはびこる」ブログがオールドスクールメディアを滅ぼすとして、そこに残るのがひとりよがりの質の悪い情報なら、未来は本当に危うい。嘘を嘘と見抜けない人が世の中の大半を占めるのだから。自己責任と突っぱねるのも一つのやり方かもしれないけど、もしそうなったら自分は情報の質を守る方に動くと思う。自分の生活を守る守らないの前に、守らなければいけない美学もある。
いつもは誰かしらの顔が頭に浮かんで書いているのだけど、今回は自分が頭に浮かぶ。メディアの戒律が必要なのは自分自身だから。